中2 数学 文字式を使った説明がかけなかった人の夏期講習

 7月2日(月)午前9時40分。晴れたり曇ったり,気温はまだそれほど高くありませんが,湿気高し。明日は台風の影響も受けそうですね。

 塾生のみなさんへの夏期講習のご案内,学習報告書とともに,やっと先程発送できました。遅くなってしまいました。申し訳ありません。

 さて,昨日もかきましたが,今日あたりから,子どもさんの期末考査の答案,返却が本格的に始まるところ多いのではないかと思います。

 中学2年生,文字式を使った説明の問題,かけているでしょうか。

 文字式を使った説明,きちんとかくには

① いろいろな整数(自然数)を,文字式を用いて適切な形で表す。

② 文字式で表した数を使って,題意に沿った計算を行い,それを,説明の 目的に適した形に変形する。

③ 最後の説明と結論をかく。

 という手順を踏む必要があります。

 ところが,この手順とその意味を理解しないでなんとなくこうかな…でかいている生徒,非常に多いです。

 解答欄を見るとある程度それが解ります。白紙の場合,時間がなかったというのを除くと,これはそのまんま,手も足も出ていない。

 解答は一応かけているのに,減点が多かったり,×になっている場合,説明に何をかかなければならないかを理解せずに,かいている可能性が大きいです。

 白紙の場合は解っていないのは明白ですが,かいてあるのに得点になっていない場合も,本人に,『説明のかき方,解ってる?』と聞いてみてください。たぶん,『よく解らない』,または『少しはわかるけど,いまいち…』といった,歯切れの悪い答えが返ってくるのではないでしょうか。

 文字式の説明,近藤塾プリントでは,まずある整数の倍数や偶数,奇数といった,説明の練習としてよくつかわれる数の元々も意味,構造の解説から解説をします。

 次に説明のかき方。かくこと一つ一つが持つ意味が解るよう,まずは穴うめ形式で。慣れてきたら類題を使って,穴うめ問題を参考にしながら自分でかくというステップを踏むことで,少しずつ理解を進めていくように作成しています。

 ただし,この分野,ベースにあるのは算数の倍数,偶数,奇数といった概念なので,算数の学習ができていない生徒の場合,理解が非常に難しくなります。

 そうなると,この分野だけでなく,文字式の計算もできない場合が非常に多く,必然的にそちらをまずできるようにすることを優先することになります。

 逆に,計算はまずまず,倍数の意味もある程度理解している,そういう生徒さんの場合は,塾のプリントに取り組むことで理解が進む可能性大です。

 夏期講習,ぜひ受講をご検討下さい。
 

 

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