中3 平方根ができなかった人の夏期講習

7月3日(火)午後3時少し前。雨です。

 新居浜は,空は暗くなったり明るくなったり,雨の勢いも強くなったり小雨になったりと,今日の天気はとても気まぐれです。しかし,天気予報によれば,雨の本番はこれから明日の朝にかけて。台風,大きな災害につながることなく通り過ぎてくれればと思います。

 北条はどんな様子でしょうか。

 昨日,北条教室のご家庭から連絡票にコメントをいただきました。テストの中間報告とともに,ブログを楽しみにしており,読んで勉強になる旨書かれていました。

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 塾生とご家族一緒に読んでいただいているようです。その時その時で思いついたことを書いているだけなので,大した内容ではないかもしれませんが,参考にしていただけているならとてもうれしく,こちらとしても励みになります。これからも,時間があるときにぜひお目通しください。

 さて,中3生,期末考査いかがでしたか。今回は式の展開,素因数分解,式の因数分解,平方根と2学期以降の実力テスト,入試本番は無論のこと,高校入学後の数学にも直結する単元が中心の出題だったかと思います。

 その中でも,平方根。これまでにもブログで取り上げましたが,非常に大切な単元です。この単元の理解無くして,二学期以降学習する二次方程式,相似,円,そして三平方の定理といった,入試頻出の分野の理解はあり得ないでしょう。

 まずは平方根の計算。北条南中,北条北中とも,かなりの数の計算問題が出題されたと思います。(現時点で問題未確認。あくまで経験からの予想ですが。)

 ざっと見て,甘めに考えても7割~8割の正解率は必要でしょう。

 計算以外の問題。平方根の基本性質を問う小問題,それなりの数出題されているはずです。例えばある数の平方根を問う,数の大小を問う,分母の有理化等々。せめて6割は正解が欲しい。

 かなり乱暴ないい方ですが,これを下回っている場合は要注意です。もちろん志望校によって,上記基準は多少上下しますが,計算の基準はこれより下がることはありません。そのくらい,平方根の計算力は大切なのです。

 しかし実際には,これをクリアしていない中3生,多いはずです。近藤塾のこの時期からの受講生(通常塾生,講習受講生とも)にも毎年多いです。

 また,計算問題はできているけれど,計算以外の問題の正解率が極端に悪い場合も注意が必要です。
 
 対処法としては次のようになります。

[check] まずは無料体験時に計算力全般を見る。
 平方根が全く解っていない場合,文字式の計算の基礎基本も解っていない場合が多い。そのときは,場合によっては正の数,負の数から始めて文字式の計算へ。加減法から乗除法へ。式の展開,因数分解,そして平方根へと学習を進める。
 中3のこの時期この状態だと,学習の積み上げが全くないと考えるべきなので,全てに優先して上記の計算力をつけることが必要になる。

[check] 計算はある程度できるが,平方根のところでつまずいている場合
 まず平方根の根本的な意味を確認。平方根を初めて学習するときに使う近藤塾のプリントを使用し,学習していることの意味を一つずつ確かめながら,時間をかけて授業を進めていく。
 計算もパターンに分け,その時々,どういう手順で計算するのがよいか,何に気をつければ計算が簡単になるかを伝え,それを意識して計算演習をしてもらう。

 前者の場合,ここまでの付けが極めて大きく,力がつくのに時間がかかるケースが多く,夏期講習のみではなかなか状態を改善するのは難しいです。そのときは解るようになりますが,すぐ計算法を忘れてしまうことが多く,テストでの得点につながるようになるにはしばらくかかるのです。ただ,講習受講後も通塾を継続すれば,いずれ効果は得点に表れてきます。

 後者の場合は,積み上げはしてきているけれど,平方根でつまずいているだけなので,比較的短時間で効果が表れることが多いです。

 どちらにしても,平方根,解らないことをそのままにしておくことはしない方がよい分野です。以降の学習への影響極めて大だからです。

 平方根に不安がある方おられましたら,夏期講習,通常入塾,無料体験の受講をぜひご検討下さい。思い切りCMでした。

 天気の悪い中,また,明け方の敗戦の興奮とショックの残る中,駄文にお付き合いいただきましてありがとうございました。もしも,もしも気に入っていただけましたなら,ぜひまた足をお運びください。他のページも見ていただけると嬉しいです。

 よろしくお願いいたします。

 

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