中1 正の数・負の数の計算ができなかった人の夏期講習

 7月5日(木)午前10時過ぎ,雨です。

 数日適当に降ると,2,3日晴れての繰り返し。比較的性質のよかった今年の梅雨だったように思いますが,最後に来て,『梅雨の根性見せたるど!!』とばかりに気合が入ってきましたね。

 さて,中学1年生の生徒さん,テストの結果いかがでしたか?テストの結果は今のあなたの力をとてもはっきり提示しています。何となく見ないで,ごまかさないで,テストと向き合ってください。

 今日は正の数・負の数の計算について書きます。かなりな数の計算問題,北条南中,北条北中,その他どこの学校でも出題されているはずです。

 まずこれを『簡単な計算』と『少し複雑な計算』に分けます。

 『簡単な計算』とは,加法のみ,減法のみ,乗法のみ,除法のみの計算。『少し複雑な計算』とは,累乗の計算,加減乗除(累乗を含む)の混合計算です。よく解らなければ,パッと見て,式の短いやつと長いやつと考えてもいいでしょう。

 『簡単な計算』ができていない人。中学に入って学習した内容の中でもまず第一に身に付けるべき,計算に対する感覚が身に付いていないことになります。
 
 近藤塾では,加減法を数直線を用いて計算するところまでさかのぼり,まずは感覚的に加減法をつかむことから始めていきます。計算法を覚える。つまり,例えば(負の数)+(負の数) は符号は-,絶対値を加えるというように,加減法を公式化して覚えようとする前に,いつも数直線をイメージし,答えを求められるようにした方がよいです。それができれば,公式は,当たり前のことを確認するためにあることも解るのです。

 累乗の計算ができていない人は,これも同じように,イメージから入ります。3の2乗は3を2個かけ合わせる,つまり3×3,これを,実際に手を動かしながら,かきながら計算することにもどります。負の数の累乗についても同様,意味を説明し,きちんとかけ算に直してかくことから入ると,比較的短時間で状態は改善します。

 『簡単な計算』はある程度できているのに,『少し複雑な計算』になると正解率が下がっている人の場合,まずは加減法の混合計算から入ります。加法を基本におき,減法はまず加法に直し,すべて加法の計算にしてから計算する基本を確認することが大切です。

 その上で,混合計算の構造を,累乗やかけ算やわり算のかたまりが加法,減法のどちらでつながっているかに気を付けてつかむことを意識して,式を見る練習をします。

 小学生の時にある程度きちんと算数を学習して,基礎基本が固まっている人なら,『簡単な計算』ができていない人でも,この演習で,比較的短時間に計算力の大幅アップも望めます。

 こういう状態なら夏期講習,6回+無料体験1回があれば,状態を改善することは十分可能です。

 逆に,『簡単な計算』が解らない,そして小学校の時から算数が全く解らなかった人の場合,全てがあやふやな状態なので,状態が上向くのには時間がかかる場合もあります。ただ,これを放置すると,1年生の2学期以降学習する文字式の計算,そして方程式は手も足も出なくなります。できるだけ早めの対処が望まれます。夏期講習はその良い起点,出発点になるのではないでしょうか。

 中1生,またはその保護者のみなさん,ぜひ今回の期末考査,内容をよく見て,自分の,または子どもさんの状態を把握することに役立ててください。

 テストの結果についてお聞きになりたいことおありでしたら,お問い合わせフォームにてご質問ください。解る範囲でアドバイスさせていただきます。

 問い合わせのみの方も歓迎いたします。強引な勧誘はいっさい致しませんので,ご安心ください。

 駄文,長文にお付き合いいただきありがとうございました。明日も,期末考査の結果の見方について書こうと思っております。ぜひお目通しください。

 よろしくお願いいたします。

 

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