居眠り…どうする?

 8月3日(金)午前6時45分。北条も蝉しぐれです。

 暑くて暑くて,酷暑,永遠に続きそうな気がしますが,授業をしていると,夕方,暗くなるのが早くなってきているのが解ります。

 お盆の休みを過ぎて講習後半になると,午後の早い時間帯の受講生が帰る6時30分くらいには,かなり暗くなってくるのですよね。季節は確実に移ろっていると,毎年ながら実感するのです。

 さて,本日は居眠りについて。特に暑い夏,こっくりコックリの居眠り,そこここで見られます。

 どうするか。近藤塾では怒って起こすことはありません。居眠りが人に迷惑をかけることはないからです。貴重な塾の時間を無駄に過ごしているわけですから,不利益は居眠りをしている生徒がこうむっていることになります。

 対処法としては,まず声をかけることですが,それで治まらない場合は次のような対処を基本としています。

① 動いてもらう。

  つまり,プリントができている,いないに関わらず一度プリントをチェックします。プリントを持って来てもらうことで体を動かし,目を覚まします。少し会話することも効果があるようです。

 この際に,『少しストレッチして体を動かせよー。脳みそに酸素が回るぞー』ということも言いますが,実行する人は小数です。やはり思春期,恥ずかしいのですね(笑)。

② しばらく寝かしておく

  極端に眠気が強い場合は,10分ほどそのままにして寝てもらい,その後声をかけて起こし,プリントを持って来てもらいます。これも経験上効果的ですね。 

③ プリントを変える

  解いている問題が解らないことが眠気を誘発することも多いです。その場合,解く問題を変えたり,解く問題の分野をがらりと変えることが有効な場合もあります。

④ 簡単な問題で調子を整える

 方法③にもつながりますが,簡単な計算問題や,その生徒なら解けて当然の問題に取り組んでもらうことも有効です。自然に手が動くので,それが脳を活性化させるのではないでしょうか。ボケ防止のようですね(笑)。調子が出てきたところで元の問題に戻るとあーら不思議,今度は簡単にクリア…ということも。

 等々,いろいろな方法を駆使し,何とか集中力を取り戻してもらうわけです。

 最初に,居眠りは他の生徒に迷惑をかけないといいましたが,例外はあります。いびきですね。めったのないのですが,ごくたまに。男子ならまだよいのですが,女子の場合も。特に女子の場合,本人のためにも急いで対処する必要があります。あせります。

 以上,居眠りの対処法でした。家庭学習でつい寝てしまう場合にも応用できます。参考になればと思います。

 長文にお付き合いいただきありがとうございました。またぜひ足をお運びください。

 

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