中2 分数係数の計算できているでしょうか?
5月20日(月) 午前8時半過ぎ。
今は晴れていますが、夜中は雨が降っていたようで、路面は濡れていますね。朝刊にも袋がかかっていました。このまま天気が回復するというわけではなく、今日いっぱいは雨を覚悟しないといけないようです。
気がつけば5月も半ばを過ぎ、そろそろ夏期講習の諸準備に本格的に取りかかる時期になってきました。この間春期講習が終わって、新学期やなーなんて言っていたのですが。日々が過ぎるのが本当に速いです。
九州南部は大雨とのこと。宮崎には近しい友人の子供さんがいることもあり、心配しています。被害が最小限でありますように。
さて、今日は中2。文字式の加減乗除が一通り終わり、文字式を使った説明の仕方の学習が始まるころだと思います。この分野も、生徒諸君にとっては手ごわいところで、ブログでも取り上げたいのですが、それは後日とします。
文字式の加減乗除の分数係数の計算、確実にできているでしょうか。
整数計算のものはまずまず確実に計算できるのに、分数係数が入ると極端に正解率が下がる生徒さん、時々います。
これ、次の2つの原因が考えられます。対処法と共に説明しますね。
① 小学校時の分数の学習が理解できていない。
その場合、まずは小学校の算数にもどり、通分や約分、加減法や乗法、除法の計算の仕方を復習してもらうことが必須です。また、分数と整数の関係もあやふやなことが多く、整数を分数に直す練習も必要です。
それを一通り復習したら、文字式の学習に移ります。
ただ、小学校からの積み重ねがなく、計算力そのものも弱い生徒さんが多いので、状態が上向くには時間がかかることが多いです。
近藤塾では、授業のたびに同じような計算問題を用意し、説明しては演習、次の授業時も説明しては演習と、同じパターンの学習を粘り強く反復してもらいます。
指導する側、される側とも、大変エネルギーのいる作業になりますが、いっしょに学習していけば、いずれ必ずできるようになります。例えば今の時期に入塾してくれた生徒さんが上記のような状態なら、夏休みの終わりくらいまでに確実にできるようにすることが目標になります。
② 小学校時の分数の学習はある程度理解しているけれど、文字式になると計算ができない。
文字式ではなく、ただの分数の計算ならある程度きちんとできるのに、文字式だと、分数が絡むと急に正解率が下がってしまう生徒さんもよくいます。
その場合、中1で学習する、文字式の書き方の基本が理解できていないことが多く、分数係数の計算だけでなく、xが1xと等しいことが理解できていないことがほとんどです。
まずは中1のプリントで、文字式の書き方の基礎基本を最初からパターン別に確認します。次にx=1x、-x=-1xであることや、整数係数を分数係数に直すなど、計算に必要な考え方をひとつづつ確認しながら演習をしてもらうようにしていきます。
元々の計算力はあるので、①の状態の生徒さんよりははるかに短期間で状態が上向くことが多いです。今の時期のこの状態の生徒さんが入塾してくれれば、一学期末考査に間に合わせることが目標になります。これは十分達成可能です。
近藤塾、指導経験きわめて豊富です。計算に不安がある生徒さん、この機会にぜひ無料体験の字受講をご検討ください。
お問い合わせはホームページの問い合わせフォームが便利です。またはお電話で。
いつもながらのCMでした。よろしくお願い申し上げます。