小学生 夏休みの宿題

 7月11日(水),午後2時過ぎ。蒸し暑いです。ときどき雲が太陽を遮ってくれるので,ピーカンよりはまだましなのかもしれませんが。

 今日は久しぶりに散髪して,さっぱりしてきました。ホームページの『塾長はこんな人』に上げてある写真も,近々夏仕様に変えようかと思っています。

 新居浜のこの散髪屋さん,親子2代で昔から営業しておられ,私が20代のころからずっと通っているのですが,娘さんが南予にいて,いろいろ不自由しているとお聞きしました。

 特にこちらが動かなくても,いろいろなところから,自然に今回の災害に関する話が入ってきます。改めて,被害の大きさを実感します。被災された皆様,改めてお見舞い申し上げます。

 さて,今回は夏休みの宿題についてです。話を小学生に絞ります。

 算数,国語,理科,社会の問題から始まって,感想文,作文,工作,自由研究等々。毎年夏休みになると,本人は元より,ご家族が憂鬱になる…ということも多いようです。

 算数。本人が得意な場合は問題ないでしょう。比較的短時間でひと通り終わらせることができる科目です。

 問題は,算数がよく解っていない場合です。解らない問題だらけ,しかも計算が苦手とくると,もうお手上げですよね。解らないからやりようがないので後回しにする。気になりながらも楽しい夏休みはどんどん過ぎていく。ソフトやサッカーの練習,キャンプ,家族旅行,親せきのところに遊びに行く,いとこが泊まりに来る。

 気が付くと夏休みはあと数日しかない。算数はほとんど手付かず。やろうとしても解らない。家族に聞くと,怒られながらやらなきゃいけない…。よくあるパターンだと思います。

 ご家族の皆様,夏休みの宿題,解らなければ教えてあげてください。解らない問題はあって当たり前です。解らなければ考える…というのは簡単ですが,それでもわからないから困っているわけです。

 きちんと説明してあげることで子供さんがそれを理解し,宿題が前に向いて進むならそれが一番かと思います。教えてあげるのは悪いことでもなんでもありません。

 説明するなら中途半端はダメです。最初少し説明して,ここから先は自分でやれ…。プロが生徒さんの力を正確に把握したうえで,きちんと計算してそれをやるなら良いのですが,ご家庭でこれをやると,ほとんどの場合,子どもさんの力を考えず,余り教えすぎると甘やかすことになってよくない…という理由で,極めて中途半端な説明に終わること,多いです。

 これでは説明する意味がありません。また,効果もありません。結局解らずじまいに終わった子どもさん,適当なことを書いてお茶を濁すことしかできなくなります。何せ彼はその問題を理解してはいないのですから。

 説明をするなら最初から最後まで,きちんと理論立てて説明し,答えが合うまで責任をもってつきあうことが大切です。子どもさんがその問題を理解することは,その後の学習の基礎を作り,また,算数と前向きに付き合う素地を作ります。

 普段の算数の成績から考えて,絶対に自分ではできないだろうなと思われる場合は,最初からご家族が本人と一緒に,計画を立ててやっていく方がよいかもしれません。その方が時間的にも追い込まれなくてすみます。

 ただし,ご家族もそれぞれに忙しく,なかなかその時間が取れないという場合は,塾の先生に相談して見られるとよいでしょう。何かアドバイスや支援を受けられるのではないでしょうか。

 近藤塾では,宿題でわからないところがあれば,質問があれば丁寧に説明するようにしています。これは夏休みの宿題に限らずです。また,通常授業,夏期講習の授業を利用して,塾で夏休みの宿題をすることも可能です。それを上のような考え方をしているからです。CMでした。

 今日も長文にお付き合いいただきありがとうございました。気に入っていただけましたら,ぜひまた足をお運びください。

 よろしくお願いいたします。

 

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