中2 夏休みの宿題 解ける問題が少ない人はどうするか

 7月14日(土) 午後1時30分。

 今日も暑いです。少しずつ改善されているようですが,まだたくさんの被災されたご家庭で断水が続いているとのこと。現場では必死の作業が続いていると思います。体調に気を付けてがんばってください。

 昨日を引き継いで,今日も中2,夏休みの宿題。解ける問題が少ない人はどうするか。

 まず分野に分けて考えましょう。

㋐ 文字式の計算     
㋑ 文字式の計算を使って色々な数量を表す問題
㋒ 等式変形
㋓ 文字式を使った説明
㋔ 連立方程式の計算問題
㋕ 連立方程式の文章問題

 といったところでしょうか。

 ㋑に解らない問題が多い人は,算数の知識が使いこなせていないと考えられます。いろいろな図形の面積,周の長さの求め方。立体の体積や表面積。円の面積や周の長さ。道のりと速さ,時間の関係などはよく問題に使われます。これを良い機会として,算数の参考書を引っ張り出して,基礎的な公式の使い方を復習してから宿題をやってみるとよいかもしれませんね。

 ㋒ができない人は,先ず1年生で学習した方程式の解き方を復習しましょう。両辺を同じ数で割る。両辺に同じ数をかける。移項を使う。それと同じことを文字式ですればよいことに気が付くと,これは意外と簡単です。

 ㋕ができない人は,問題文のどこを使って方程式を使うかをよく考えましょう。連立方程式の問題は,問題文の中に2つの方程式につながる部分が必ずあります。ところが式が作れない人はこれを2つに分けることができず,いろいろな情報が混ざってしまっていることがとても多いのです。

 例えば方程式のひとつはノートの冊数で,ひとつは金額で作るといったように,仕分けをして式を作ることが大切です。

 むずかしい問題になるとそうはいきませんが,基礎レベルの問題なら,教科書や手持ちの参考書,学校で取り組んだテキストやプリントに類題があることも多く,それを調べて真似てみるのも有効です。

 ㋐や㋔は現段階ではある程度できて当然です。これら計算問題の正解率が7割を切ってしまう場合は,自力では宿題を仕上げることがむずかしくなります。

 これができないということは,数学を理解する基礎を持たないということです。宿題のほとんどは解らないのではないでしょうか。夏休みの終わりに答えを丸写しして提出することになるのは目に見えています。それしか仕上げる方法がないからです。

 これは放置しない方がよいです。自分の力で立ち直ることが理想なのでしょうが,現実問題として,極めて困難でしょう。早く塾にいくなり家庭教師を探すなりして,適切な指導を受けるべきです。このままでは日々の学習が,学校の授業が,全く力につながりません。中3の数学にもついていけません。計算ができなければ,進路は極めて限定されてしまいます。

 今頑張っておけば,少なくとも計算だけはかなり高い確率でできるようになり,2学期以降の学習も理解できるようになる可能性があります。

 入塾を考えるか,夏期講習にするかは別として,先ずは無料体験を受けて,本人に適した塾を探すことから始めてください。もちろん近藤塾としても大歓迎いたします。CMでした。

 今日も長文におつきあいをいただきありがとうございました。CMではありますが,本当に放置しない方がよいです。中3の夏休みからだろうが,10月からだろうが,勉強すれば状態は改善します。当塾にも毎年そういう人きます。成績,上がりますが,勉強,早く始めるに越したことはないです。理解しながら学習している人は毎日の授業が,宿題が,自主勉強がすべて身に付いていきます。計算から理解できてない人は,少なくとも数学に関するすべての学習が全く身に付かず,ただのエネルギーと時間の浪費で終わってしまっているわけです。うちの塾でなくてもかまいません。(うちの塾の方がうれしいです…笑)ぜひ早く行動を起こしてください。

 

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