夏期講習 結果が出やすい人,そうでない人
7月24日(火)午前9時30分。晴れたり曇ったり。暑いです。正に災害,ハザードレベルですね。
夏期講習,本格的に始まっています。受講生のみなさん,それぞれ目的を持っての受講になると思います。特にオープン参加,つまり塾生でない生徒さんが講習を受講する場合,目的意識がとてもはっきりしていることが多いです。
最も多いのは,算数や数学が苦手で,少しでも解る問題を増やしたいという人です。
ひと夏の講習ではっきり結果が出る,つまり解る問題が飛躍的に増える人もいます。こういう生徒はできる問題とできない問題にそれぞれはっきりとした傾向が見られます。
例えば,中1でいうと,正の数,負の数の加減乗除はできているのに,累乗や混合計算になると極端に正解率が下がる…といったような場合。
これは,計算のポイントをきちんと説明したうえで演習すると,短期間で正解率を上げることが可能です。
逆に,加減乗除,どんなタイプの問題でも,適当に正解して適当にまちがっている,また,計算過程を見ても,何を書いているのかよく解らない…という場合,すべてがあやふやで,正解している問題も偶然に近いことが多く,小学生の時からの積み上げが全くできていないこともあります。これは状態が上向くのにかなり時間がかかります。
夏期講習ではまずその土台を固めていくことから始め,できることを少しずつ増やしていくのが精いっぱい,テストの得点アップも夏期講習だけでは難しくなります。
それでも夏期講習は,実力をつけていく第一歩を踏み出すきっかけとしてとらえれば,とても大切になるわけです。半年後,1年後を見すえての授業になります。できれば講習受講のみでなく,その後も通塾していただけるとありがたいです。
今年も何人かのオープン参加生が,そして,入塾したばかりの塾生が,成績アップをめざして講習を受講してくれます。
期待に応えられるよう,精いっぱいの授業を準備しようと思っております。
講習受講,まだ間に合います。また,通常入塾も随時受け付けております。トップページをぜひご覧ください。
酷暑ハザード,しばらく続くようです。皆様ご自愛ください。長文にお付き合いいただきありがとうございました。