さらに居眠りについて考える
8月4日(土)午前6時25分。今はまだそれほどの気温ではありません。
ただ,天気予報の最高気温の欄にはあい変らず強暴そうな数字が並んでいます。夏期講習も前半はあと一週間になりました。塾生とともにがんばりたいと思います。
さて,昨日は居眠りとその対処法について書きました。
特に夏場は,塾に来る前にハードな部活をこなしている生徒が多く,眠たくなってしまうのはある程度仕方がないところだと思います。
ところが,受験生,寝ないのですね。
中2,そして中3の前半までは,学力に関係なく気が付くとこっくりこっくりが始まってしまう生徒さん,います。
ところが,ある時期からそれがぴたりと止まる。寝なくなります。例え前日余り睡眠をとっていなくても,寝ない。
どの時期からそうなるかは人それぞれです。ふた昔前は,早い生徒さんなら中2の2学期くらいから目の色が変わっていたものですが,それも今は昔です。
最後まで受験生として覚醒しない生徒さんもいなくはないですが,さすがにそれはごく少数です。一般的にはそろそろそれが始まりだしているかなあくらい。遅い生徒さんで12月くらいでしょうか(苦笑)。
やはり気持ちの持ちよう一つなのですね。気持ちが入れば,眠気の方で退散してくれます。
ただ,まだ受験期が来ていない息子さんや娘さんにこの話を読ませても,学習態度,変わらないでしょうね(笑)。可能性,0ではないでしょうが,極めて低いです。
結局は本人次第,どこでスイッチが入るかはわかりません。いろいろな経験をしてもらうことで,本人の中に明確な目標,例えばこの高校に行きたいとか,この資格を取りたいとかいうものが出てくれば,早期に変わる場合もあります。
あとは,好きな人が行く高校に僕も,私も行きたい…。これ,結構な原動力になります(笑)。
塾でできるのは,無駄な時間を過ごさせないようにすること。難しすぎたり簡単すぎたりといった,学習内容と生徒さんそれぞれのミスマッチを極力なくすことでしょうか。これ,結構大切です。
野球のノックでは,グラブが届く限界より30cm(50cmだったか?)先の打球が守備力をいちばん伸ばすそうです。難しすぎてもいけない,簡単すぎてもいけない。ぎりぎりを見極めて,準備をしておく。そして現場で微調整しながら実践する。近藤塾の授業,これを常にやっております。CMでした。
今日は短めに…と思っていましたが,あい変わらずの駄文,長文ですね。お付き合いいただきありがとうございました。またぜひ足をお運びください。