遠方より受講者来る。塾の企業化について

 8月26日(木) 午前6時半。晴れています。

 今日は湿気はそれほどでもなく,今の時間は過ごしやすいですね。ただ,最高気温の予想は36°になっており,これからぐんぐん気温が上がるようです。今日は地区の公民館のソフトボール大会,気温控えめでお願いしたいのですが…(笑)。

 さて,今年度の夏期講習,兵庫県在住の小学生Mさんが受講してくれました。ご両親の実家が当塾の近隣にあり,夏休みをそちらで過ごすことになったそうです。

 ご両親が当塾のホームページを見つけてくださり,メールでお申し込みをいただきました。算数に苦手意識があるということで,夏期講習では計算,そして平均,円,いろいろな図形の面積,文字式などいくつかの単元について補強演習を行いました。

 Mさん,とてもまじめな生徒さんで,よく集中して懸命に学習してくれました。二学期,そして中学校入学に向かって,算数に自信を持つことにつながってくれればと思っています。

 ご両親とはメールでのやり取りで情報交換をさせていただきました。今はまだ塾にはいっていないと伺っておりましたので,講習終了後に,M
さんにはこういう塾が合うのではないかとアドバイスもさせていただきましたが,メールのやり取りの中で,都会の方は大手の進学塾がたくさんあり,個別指導の塾でも,講師は大学生というところが多いと嘆いておられたのが印象的でした。娘さんにぴったりだと思える塾がなかなか見つからないそうです。

 近藤塾が兵庫にあればと,とてもうれしいお言葉をいただきました。ありがとうございました。CMでした。Mさん,すみません(笑)。

 学習塾が企業化し,大型化していくという流れは,もうずいぶん前からあります。ただ,個人塾もそこここにあり,生徒さんの側から見ると,探せば,その生徒さんにあった個性的な塾がみつかるはずなのですが,都会ではもうそれが難しくなってきているのでしょうか。

 文部科学省に管轄される学校と違い,塾の授業には一切の制約がありません。塾の数だけ,もっといえば先生の数だけ強烈な個性があり,授業のやり方がある。教育に対する考え方,哲学があります。さがせば,その生徒にジャストフィットする授業が必ず見つかる。それが塾の存在意義だと思っています。

 新居浜,北条ともに,大手の塾の進出著しく,経営環境は厳しくなる一方ですが,それでもまだまだ昔からの個人塾,生き残っています。20年,30年,またはそれを超える歴史を持つ塾もあります。淘汰されずに残っている塾,それぞれに強烈な個性を持っているはずです。そこにしかない授業,必ずあります。でなければ,とっくにハイジに,ドラえもんに呑み込まれています(笑)。

 近藤塾,波に呑み込まれたくはありません。個性の意味を改めて考え,方向性を探り,方法を見直し,変化することを厭わない。しかし,残すべき本質はきちんと守る。これができればきっとMさんのように,近藤塾を選んで良かったといっていただけるような授業,これからもできると思っております。

 またまた長文になってしまいました。お付き合いいただきありがとうございました。Mさんのこれからの飛躍,祈っております。

 またぜひ足をお運びください。ではソフトボール大会,楽しんでまいります。外を見上げれば…おお,曇ってきました。このまま日が差さなければ…甘いでしょうねー(笑)。

 

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