塾の授業の目標…それは生徒さんに自信を持ってもらうこと

 10月22日(月) 午後2時過ぎ。

 午前中は良い天気でしたが,曇ってきました。明日は雨が降るようですね。週末は気温も下がってきそうです。体調管理,気をつけなければなりませんね。

 昔々のその昔,子どものころは,風邪をひいて学校が休めると,うれしかったものでした。寝放題,本読み放題(笑)。テレビを見ようとすると,母の『そんな元気があるんなら学校行く?』攻撃が来るので,テレビ見放題…とはいきませんでしたが。

 今はそうはいきません。体調を崩して塾を休ませていただくと,振り替えのスケジュール調整,大変です。ただでさえ忙しい塾生とそのご家族にも,多大な迷惑をおかけすることになります。うちの妻にも・・・ウウウ。

 かくして,日々マスク(これはつばが飛ぶのを抑える意味もあります)をし,手洗い,うがいを励行することになります。夏場も欠かしません。

 それでも,一冬に一回は必ず寝込んでしまうのですよ,これが。

 医師の『あー,インフルエンザですね』,今年は聞きたくありません。がんばりたいと思います。皆様もご自愛ください。

 さて,昔々(このフレーズ,今日2回目ですね),中2の生徒さんが入塾してきました。まだ無料体験の制度がなかった頃なので,北条教室はまだなく,新居浜教室の初期の頃だったのではないかと思います。

 身長の高い男子生徒でしたが,目に落ち着きがなく,プリントを持ってくると,プリントや私の指導ではなく,常に後ろに誰か並ばないかを気にしてばかりいました。

 計算力が付いておらず,自力で解ける問題がほとんどない状態でのスタートだったと記憶しています。

 しかし,指導をしてみると,反応は決して悪くありません。

 文字式の計算のし方を,基礎の基礎から説明し,演習してもらうと,すぐにそれを自分のものにします。また,次の授業の時にもそれを忘れていないのです。

 そのころの学校の授業は,詰め込み教育が当たり前だったため,先生によっては計算法の基礎にある考え方などはほとんど説明してくれなかったはずです。この生徒さん,理屈がはっきりしないと納得できず,そのため数学が引っ掛かって,前に進めなくなっていたようです。

 全ての分野,内容について基礎基本をきちんと説明することを徹底し,その後演習を重ねることで,彼の成績,ぐんぐん伸びていきました。

 するとどうでしょう。彼の学習中の態度,全く変わりましたね。

 視線が定まり,周りに気を取られることなく,こちらの説明を真剣に聞いています。背筋が伸び,堂々としています。元々体が大きい生徒さんでしたが,それが一層際立つようになりました。

 中3になってからは成績は高値安定し,第一志望校に楽々合格したと記憶しています。

 結局,塾の授業というのは,生徒さんをこの状態に持っていくことが目標になるのでしょうね。

 塾の授業,多いのは週1回90分です。小学生ならもっと短い時間です。1週間のうちのほんのわずかな時間ですよね。影響力,たかが知れています。

 しかし,そのわずかな影響力を駆使して,生徒さんが自信を持てるようにしてあげることができれば,例に使わせてもらった生徒さんのように,あとは生徒さんが自分で伸びてくれるようになります。

 近藤塾の授業,常にそこを目指しています。現塾生でも,それに成功している生徒さん多々います。CMですが嘘ではないです(笑)。経験豊富です。

 ご興味のあり方,ぜひお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

 

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