中1 夏休みの過ごし方 連絡表にコメントいただきました。
おはようございます。8月2日(木)午前6時半。快晴。
朝も早よから蝉しぐれです。暑苦しいと思ってはいけない(笑)。命の響です。パワーをもらって,今日も一日がんばります。
さて,中1の塾生のお母さんから連絡票にコメントをいただきました。Aさん,いつもありがとうございます。
夏休みに入ってから学習がはかどっていない。夏休みの宿題は夏休みの終わりまでにできればよいと思っている。一学期の復習をやろなどとは全く考えていないとお嘆きのようです。
ここをご覧の方,子どもさんの学習に対する意識の高い方が多いはずです。同じような苛立ちをお感じの方,たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで,学校の夏休みの宿題,何のためにあるのかを考えてみたいと思うのです。
受験生などは少し話がちがいますので,ここでは中1に的を絞ります。中学校の入学して1学期が終わり,数学も文字式まで学習が進みました。ここで,1ヵ月半ほどのインターバルができます。
この期間学校の授業はありません。生徒それぞれが自らを律し,計画を立て,1学期の内容を復習し,2学期に備えるのが本来の姿ではあるのでしょうが,我が身を省みましても(私だけでしょうか?),その理想が絵に描いた餅になる確率,極めて高いわけです。
そこで,学校の宿題が課せられます。
『お前ら,ほっといたらなんも勉強せんじゃろ?せめてこれはちゃんとやっとけよ。おまえらのためじゃ。夏休みが終わったらチェックするど,やっとらんかったら怒られるぞー!!』
というわけですね。
ただ,夏休みの宿題,馬鹿にしたものではありません。ゆとり教育の頃はそうではありませんでしたが,今の宿題,量もかなりあります。簡単なものからかなり難しいものまで各種取り揃えてあります。
これを本当の意味できちんとこなしておけば,かなり力は付くでしょう。一学期の復習としても十分機能するはずです。
その代わり,きちんとこなすにはそれなりに時間がかかります。解らない問題も出てきます。中1の宿題の中には,公立高校,私立高校の入試レベルの問題も含まれているのです。特に部活動で忙しい子供さんにとって,その負担は決して軽くはないはずです。
夏休みの間の子供さんの生活で子どもさんが好きに使える時間,思うほど多くないはずです。その中で,宿題をこなし,塾の授業をこなしたうえでなら,自分の時間を満喫することもある程度認めてあげる方がよいのではないでしょうか。
ということを頭の隅においておくと,子どもさんとの喧嘩,10回が2,3回に減るかもしれません。(笑)余裕を持って子どもさんを観察し,余裕を持ってけんかすることをお勧めします。
子育て,まだまだこれからです。皆さん,がんばってください。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。