小6 図形の拡大と縮小…中3相似との関連大切です。

 9月14日(金) 夕方5時半。曇っています。

 ちょっと所用で大阪に来ています。といっても、大阪市の中心よりかなり南より、堺市との境くらいです。

 町を歩くと、そこここの建物の屋根に、ブルーシートがかかっています。新築のマンションのバルコニーの一部分が大量に落ちていたり、街路樹が折れていたり。場所は関空からそれほど離れていません。先の台風の威力を改めて感じさせられます。

 さて、昼食に、スーパーで冷やしうどんを買ったのですが、なんと薬味として付いていたのはショウガでなくわさびでした。びっくり!関西圏ってそうなんですか?それともスーパーナショナル(このあたりの地付きのスーパーです 笑) のオリジナリティなのでしょうか。

 小6は、そろそろ図形の拡大と縮小に入っているところも多いかと思います。

 この単元、中3で学習する相似と関連が深くなっています。

 図形を何倍かに拡大、縮小すること、そこから地図の縮尺までを学習するわけですから、当然割合と関連が深くなります。

 さて、割合、いろいろな表し方があります。1.5倍、3/2倍、3:2など、小数でも分数でも比でも表現できるわけですね。

 ある程度力の付いている子供さんならこの単元、理解はそれほど難しくないと思います。この単元が理解できるということは、5年生の割合の概念をつかむ力があるということでもあり、算数に対するセンスも良いはずです。

 そういう生徒さんにはぜひ、拡大や縮小の割合を、分数で表す力を付けておいてあげて欲しいと思います。

 そのためには、取り組んでもらう問題の中に、意識的に仕掛けをする必要があります。割合を小数で表そうとすると、割り切れない問題を混ぜておくのですね。

 小数でも分数で表すことのできる場合、子供さん、十中八九は小数を使います。指導の際に分数で表した方が良いよと説明しても、答えは正解で○が入るだけ、インパクトは小さくなります。

 しかし、小数で表そうとすると割り切れない場合、子供さん、そこで考え込んでしまいます。困るのですね。そこで、『このわり算、いつも出てくる計算だよ。分数が使える!』が効くわけです。

 前に、このブログで、『小数頭を分数頭に』切り替えておくことの重要性について書かせていただきました。そのために、近藤塾のプリントには、8÷7=8/7 のような、分数でなければ表現できない商を持つ計算をいつも入れてあることも。

 この取り組み、ココでも効果を発揮するのです。そしてこういう地道な取り組みが、中3の相似の学習にも確実に活きてきます。

 近藤塾の授業、そしてプリント、常に上の学年の学習内容との関連を意識して組み立ててあります。受講のご検討、お早めにお願いします。あからさまなCMでした(笑)。

 今日は長文になりました。気に入っていただけましたら、ぜひまたのぞいてみてください。よろしくお願いいたします。

 

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